大阪市阿倍野区の親知らずの抜歯や口腔外科治療の実績あるおおくぼ歯科医院(文の里)
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予防歯科

歯ブラシでは落とせない汚れがあるのをご存じでしたか?
治療を受ける女性

歯磨きをしっかりしていれば大丈夫なんじゃないかな、とおっしゃる方がいらっしゃいます。
しかし、実際はそうではありません。歯磨きを一生懸命していただいても、落とせない汚れがあるのです。
それが歯石とバイオフィルムです。

歯石とは歯垢(プラーク)が固まってできたものであり、この歯石は表面がザラザラしているために、細菌がつきやすくなっています。
細菌がついて、歯と歯茎の間にある歯周ポケットに入り込み、それにより歯槽骨を溶かしてしまう原因となります。
ですから、歯石がある場合はきちんと取り除く必要があります。
また、バイオフィルムとは台所のヌメヌメのようなものであり、細菌同士が固まって保護膜を作って殺菌剤や抗菌剤から細菌を守る役目を果たし、それによって歯ブラシでは取りづらくなります。
また、歯と歯の境目、歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)についたバイオフィルムは歯ブラシで取り除くことは難しいです。
バイオフィルムを放置しておくと、虫歯と歯周病の原因となります。

バイオフィルムとPMTC

虫歯の原因菌であるミュータンス菌が歯の表面につくと、酸を出し歯を溶かすと同時に、ネバネバした物質を作り出し、バイ菌同士がより強く結びつくようになります。
そして、歯全体に粘々した膜がべったり付着します。これがバイオフィルムです。
バイオフィルムを放っておくと、それに守られたバイ菌は毒素をどんどん産生し、虫歯が悪化してしまいます。
しかし、バイオフィルムは、水や唾、フッ素などの薬も弾いてしまうので、通常の歯磨きでは破壊できません。そのため、機械的にこのバイオフィルムを破壊する、PMTC治療が必要なのです。

フッ素の効果

日本の子供の虫歯は20年前と比較して激減しています。その一番大きな理由がフッ素入り歯磨き粉だと言われています。
人の歯の表面はエナメル質で被われており、フッ素はこのエナメル質に取り込まれるとフルオロアパタイトというむし歯に強い物質に変えることができます。また、自然治癒が可能な初期のむし歯の場合、フッ素を塗ることで治癒を助けることが出来ます。
フッ素塗布は、ご家庭でフッ素入りの歯磨き粉やスプレーを使って毎日低濃度のフッ素を取り込むことや、年に3,4回ほど歯科医院で高濃度のフッ素を歯に塗ることによって出来ます。

フッ素の使用時期

フッ素は生えてきて間もない歯に使うのが最も効果的です。乳歯は生後6ケ月~3歳半頃、永久歯は4歳頃~中学3年生頃に生えて来ますので、その時期にあたります。
中学生までフッ素うがいを続けた子は大人になってもむし歯が60%も少ないという研究が発表されており、さらに、大人の歯の根の部分に出来るむし歯にも20~30%の予防効果があるという研究報告もあります。フッ素の利用は一生続けたほうが良いでしょう。
ただし、フッ素はそれぞれの患者さんの年齢やお口の中の状態に合った使い方や量があり、間違えると効果が得られなかったり、副作用が出る場合もありますので注意が必要です。

予防歯科に対する日本人の認識

虫歯になってから、歯を失ってから治療する、では手遅れです。最近では歯が悪くならないように予防していく事の意識が高まり、予防が今後の歯科医院のスタンダードとなりつつあります。しかし、予防歯科に対する日本人の認識は諸外国に対して非常に低いです。世界で一番予防が進んでいるスウェーデンでは歯科の定期検診受診率が大人で80%以上、子供にいたっては100%近くが定期検診を受けています。他の先進諸国でも70%ほどの受診率が一般的になってきたのに対し、日本では、10%以下の定期検診受診率にとどまっています。

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